自分の家の庭ほど落ち着く場所はありません。母と一緒に庭いじりをよくしていて、二人の大好きなものを集めているので、毎日でも眺めていたいほどです。コロナウイルスが蔓延する中、在宅ワークで疲れた時も少し外に出て、深呼吸するだけで頑張ろうと思える。そんな日々の生活の糧となるような、楽しい庭づくりを私は目指しています。
さて、その中でも、私は庭をつくるにあたってポイントにしていることが二つあります。
一つ目は、季節の花を彩りよく植えることです。季節の花、と聞いてもガーデニングをする方以外だとパッと浮かばない方が多いのはさみしいと感じます。しかし、庭でガーデニング中に撮った写真を友人に見せると、必ずと言っていいほど喜んでもらえます。最近は、ネモフィラを初めて植えました。毎年、育てやすいマーガレットや、家族で楽しんで食べれるかわいいプチトマトなどを植えているのですが、気づいたときに新しいお花を育てることに挑戦するようにしています。ネモフィラは柔らかい青い色の花を咲かせるとても美しい花です。近所のお花屋さんと、何を育てようか相談しているときに、画像を見せてもらい綺麗だったので決定しました。ワクワクしながら毎日お世話をしていたところ、この間やっとぽつぽつと花が咲き始めて、本当に嬉しかったです。他には、母と一緒にプチトマトやネギを収穫して食べるのも楽しんでいます。また、育てた花を図鑑などで調べるのも、由来や意味などを知れて楽しいです。
二つ目は、かわいらしい雑貨を置くことです。通販サイトなどを確認しては、かわいいランタンやレンガ、動物の小さな置物などを見てしまいます。さすがに大きいものは置けないのですが、小さいこまごまとしたかわいらしいものたちが綺麗な花と並んでいるのを見ると本当に癒されます。最近買ったものはキノコの帽子をかぶった小人の人形です。男の子と女の子で対になっているのですが、母がいつの間にか二人を引き離して飾っているので笑ってしまいました。季節ごとにお花を植え替えるたび大きく模様替えをするのが、本当に楽しいです。
私は庭を、生き物だと思っています。なぜなら、成長する植物や雑貨の模様替えによって、毎日違う姿になるからです。それを観察して思いを込めて育てることは、心に楽しいという潤いを与える、大事な趣味だと思っています。だから、周りの友人にも勧めていきたいし、これからも小さな挑戦を繰り返していきたいです。